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釈迦の教えを脳科学で見てみる


釈迦は輪廻転生を否定していた

それは輪廻の実態となるアートマン。いわゆる自我というものが存在しないからということ

自我は数学でいうところの点に似ている

我々が考えている自我というものは突き詰めていくと全て他者との関係で成り立っている

数学における点は位置だけを持ち面積を持たない図形のことである
一般的に二つの線の交わったところが点というが、線が交わっている時点でその点は面積を持つため、数学上の意味での点ではない。人の目で認知できる点は点であることはあり得ない。

つまり点も自我も頭の中にある概念である

自我は、自分にとって重要な記憶で作られた評価関数という言い方もある。
自分が誰であるかは自分が優先だと思うものによって作られる。人間の脳は自分にとって重要なもののみを認識するように作られている。RAS(カルチャーアクティベーティングシステム)というものによって、自分にとって価値が低いと思う情報は遮断されている。そうしなければ情報量が多すぎて脳がパンクしてしまうため、必要なものだけを認識するように作られた。ラスに寄って見えなくなるもの、認識できなくなるものをスコトーマと言う。

コーチングとはスコトーマを消すことで新たな認識をするという技術。

あみだ仏と唱えることで救われるというのは他力。
座禅を組んで修行をして救われるのは自力という考えがある。
が、釈迦はそもそも自我というものが存在しないため、自力というものもない。自力がなければ他力もないという。

22世紀を迎える頃には小学校を出た時点で全員が悟るような世界になるかもしれない。

釈迦の教えはただ一つ。自我というものはないということに尽きる。つまりこの世界は幻という認識。

スコトーマつまり認識の盲点というものは自我があると産まれる。釈迦は瞑想により自我はないということを悟った。自分にとって重要なことも、重要でないこともないということなので、身近にあるペンも感じるし、宇宙も同時に感じることができる。これが悟り。

釈迦は悟りを開くとことで宇宙にゲシュタルトを認識した。ゲシュタルトとは今までランダムに見えるものを、抽象度(IQ)を高めてみることで整合的なパターンとして見ることができること。

 

今日読んだ本で面白いと思った所を書き出してみた🤣😾